ニュージーランド

ニュージーランド

1642年、オランダ探検家アベル・タスマンがこの国を発見し、英語で、「New Zealand」と呼ぶようになる。1769年にイギリス海軍大尉ジェームス・クックが北島に上陸を試み、3度目にようやくマオリ族と交流がもて占領を宣言。そして、多くのヨーロッパ人の入植にともない、白人とマオリ族間で土地の所有権をめぐって何度も衝突することになる。現在では、ヨーロッパから移住してきたイギリス人、スコットランド人の庭園文化やお茶の習慣マオリ族の歌、踊り、彫刻技術などがみごとに融合、共存している。

歴史文化

ニュージーランドを語るのに欠かす事ができないのはマオリ族である。 マオリ族は13世紀に移住がはじまり、北島に大家族集団を結成していく。彼らはこの国を「アオテアロア」と呼んでいた。

1642年、オランダ探検家アベル・タスマンがこの国を発見し、英語で、「New Zealand」と呼ぶようになる。1769年にイギリス海軍大尉ジェームス・クックが北島に上陸を試み、3度目にようやくマオリ族と交流がもて占領を宣 言。そして、多くのヨーロッパ人の入植にともない、白人とマオリ族間で土地の所有権をめぐって何度も衝突することになる。1840年、ニュージーランドをイギリスの植民地とする事をマオリ族と約束する「ワイタンギ条約」が結ばれニュージーランドはイギリスの植民地となった。

その後、約2000人の西欧人が 住むようになったが、争いは完全に消えることはなかった。争いが終結したのは1870年頃だという。 現在では、ヨーロッパから移住してきたイギリス人、スコットランド人の庭園文化やお茶の習慣マオリ族の歌、踊り、彫刻技術などがみごとに融合、共存している。

政治

ニュージーランドはイギリス型の議院内閣制を土台英国君主(エリザベス2世女王)を国家元首とする立憲君主国である。しかし、政府の運営にはその役割は果たしていない。女王の代理として総督が国務を遂行し、議会召集、大臣の任命などの仕事を行っている。

国会は衆議院だけの一院制、3年に1回改選される。議員選出方法は直接選挙で選ばれる。議員定数は120名で、基本的に60名が小選挙区から、55名が政 党議員、あと5名がマオリ議員として選出される。政策決定の中枢である内閣は、首相を頂点に議員で構成され、内閣の主な仕事は、政策策定、法案提出、国家 予算作成、行政執行。

気候

オーストラリアと同様、南半球のニュージーランドは、日本と季節が逆の国なので、服装など当然日本と逆になるので気をつけておこう。南半球に位置するため、北と南の間隔を逆にしなければならない。北へ行くと暖かく、南にいくと寒くなる。

ニュージーランドの気候は、一年を通して比較的温暖である。残暑、厳寒はあまりない。一応四季はあるものの日本のようにはっきりとしていない。特徴は、小さい国ではあるが南北に長い国なので、地域によって昼夜の気温差は大きいので、上着など用意しておくといいだろう。

交通

ニュージーランドでの交通手段のメインはバス。都会から小さな町まで路線が張り巡らされているので少し遠出をする時でも、バスを利用するのが最も便利である。

車を運転する場合は、車は左側通行になる。しかし、左折をするときは日本とは違い、反対から来る右折車が優先される。交通量も少なく、道路も整備され比較的運転しやすいだろう。ただ郊外は幹線道路が多いので、スピードを出して走る車が多いことや動物が飛び出してくることもあるので気をつけたい。発行日から一年以内の国際免許があれば、すぐに車にのれる。

言語

一般的に使われている公用語は英語であるが、他に先住民の言葉であるマオリ語も公用語として制定されている。
ニュージーランドの英語には発音に少し癖があるのが特徴である。

時差

日本+3時間。但し、9月の最終日曜日から翌年4月の第1日曜日の間は通常より1時間早いサマータイムを採用しており、+4時間となります。

祝祭日

1月1日元旦 New Year’s Day
1月6日主顕節 New Year’s Holiday
2月6日建国記念日 Waitangi Day
イースターの直前の金曜日グッド・フライデー Good Friday
4月の第3日曜日復活祭 Easter
イースター直後の月曜日イースター・マンデイ Easter Monday
4月25日アンザック・デー Anzac Day
6月4日クイーンズ・バースデー Queen’s Birthday
10月22日レイバーデイ Labor Day
12月25日クリスマス Christmas Day
12月26日ボクシング・デー Boxing Day